研究書・論文 
スイスと日本 スイスと日本
日本におけるスイス受容の諸相

森田安一編


定価: 本体6000円+税
2004年10月刊
ISBN4-88708-336-X
A5判 310頁

在庫あり
明治以降,スイスは日本にどのような影響を与えてきたか? 通商条約締結から140年の今年,両国の研究者13人(日本人7人、スイス人6人)が政治・政治思想・宗教・経済・教育・文学と多分野に亙りその諸相を明らかにする
 スイス史の関連書はスイス史研究会のホームページでご覧頂けます
【主要目次】
はじめに・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・森田安一
第1部 政治・政治思想
 第1章 スイス像の変遷とその日本社会への影響
       −主として,明治維新期と1945年以降を対象として・・・・・・森田安一
 第2章 スイスの栄光と苦難−日本におけるスイス中立の受容
           ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ハラルド・マイヤー(踊 共二訳)
 第3章 小国主義論−「小国」のなかのスイス−20世紀日本についての議論
           ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ロジャー・モッティーニ(森田安一訳)
 第4章 日本におけるスイス政治の受容・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・岡本三彦
 第5章 近現代日本におけるルソー−中江兆民から福田歓一まで
           ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 小林淑憲
第2部 宗教・経済・教育
 第6章 日本の改革派教会−歴史と現代・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・踊 共二
 第7章 日本におけるスイス経済像
       −その変容にみる近代像・経済政策認識の変遷・・・・・・・・黒澤隆文
 第8章 20世紀日本の教育界におけるペスタロッチ像の変遷 ・・・・・・鳥光美緒子
 第9章 日本の教科書におけるスイスとスイス人
           ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ハインリヒ・ラインフリート(鳥光美緒子訳)
第3部 文 学
 第10章 現代日本におけるスイス・ドイツ語文学の受容・・・・・・・・・・・増本浩子
 第11章 芹沢光治良の短篇小説『ブルジョア』−コスモポリタンのブルジョアが
        出会う場所としてのスイス・・・・・・・・・・・ジモーネ・ミュラー(増本浩子訳)
 第12章 武者小路実篤と『ルツェルン』・・・・・・・・・ マヤ・モルティマー(森田安一訳)
 第13章 スイスをめぐる俳句旅行−江國滋『スイス吟行』と俳人鷹羽狩行について
            ・・・・・・・・・・・・・・ エドゥアルト・クロッペンシュタイン(増本浩子訳)
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