刀水書房 近刊案内
(これから出る本の紹介)
2017年3月以降刊行予定

『ウィーンとヴェルサイユ
ヨーロッパにおけるライバル宮廷 1550〜1780
 
                                                     (人間科学叢書46)
イェルン・ダインダム著/大津留厚・小山啓子・石井大輔訳
A5 450頁 定価:4500円+税
ISBN978-4-88708-424-7 C3322


『現人神から大衆天皇制へ―昭和の国体とキリスト教
吉馴明子・伊藤彌彦・石井摩耶子共編
A5 360頁 定価:4600円+税
ISBN978-4-88708-434-6 C3021

宗教学・憲法学・政治学・教育学・歴史学・キリスト教史学……多分野の研究者が“昭和期の戦前・
戦中・戦後の天皇制の諸側面”を論じた共同研究の成果。象徴天皇制が大きな転機をを迎えた「今」
を読み解く一助に!

戦後70年を過ぎると,あの太平洋戦争体験者は激減し,戦場体験も銃後の生活体験も風化することは避けられ
ない。しかし,「非常時」「挙国一致」の仕組みに天皇制が深くからまり,個人が「ノー」と言えない時代は確かに存
在した。それは「向う三軒両隣り」の日常生活の中で,互に協力しつつ互に監視しながら「国民」たらんと振舞い,
「非国民」呼ばわりを避ける時代であった。さらに天皇は現人神として神格化されたから,実質的には「天皇教」と
もいうべき国家宗教として機能し,他の宗教者や知識人との間では摩擦,妥協,合理化などのゆがみを生むこと
は避けられず,その後遺症や責任問題も問われることとなった。また朝鮮,中国その他アジアの国々に加害者と
して振舞った責任も大きい。
第X部で指摘されたように,植民地朝鮮のキリスト者と対比したとき浮き彫りになる,当時のキリスト者,教育者,
私たちの親たち祖父母たちの姿を直視しなければならない。……本書が,今なお私たちに巣食っている「内なる
天皇制」とどのように取り組み,今何を為すべきかを考える一助となることを願ってやまない。[編者はしがきより]
【略目次】
T総 論
第1章 国民統合軸としての「天皇教」―制度の視点から  横田耕一
U 現人神天皇から象徴天皇へ
第2章 敗戦と天皇の聖性をめぐる政治―「国体護持」と「国体のカルト」の制御  島薗 進
第3章 天皇は人間宣言でどう変わったか  吉馴明子
第4章 敗戦直後の教育勅語の廃止をめぐるキリスト者の言説―田中耕太郎と南原繁を中心に  石井摩耶子
V 宗教からみる天皇制の桎梏
第5章 神道指令後における新しい神道の構想―岸本英夫の神道論をめぐって  星野靖二
第6章 村岡典嗣の神道史研究とキリスト教―国体論と宗教理解  齋藤公太
第7章 「大東亜戦争」下の日本基督教団と天皇制―教団機関紙に見る「日本基督教樹立」の問題 豊川 慎
第8章 賀川豊彦における戦前と戦後のはざま  遠藤興一
W ケーススタディ:教育・教会・無教会の現場で
第9章 満洲国におけるキリスト教教育と国民道徳―孔子廟参拝強制をめぐって  渡辺祐子
第10章 戦中戦後の同志社と天皇制―湯浅八郎と牧野虎次の時代  伊藤彌彦
第11章 田中剛二と神港教会―戦後、教団を脱退した教会の歩み  吉馴明子
第12章 戦後初期「無教会」にとっての「象徴天皇制」―肯定と批判の意識の交錯  柳父圀近
X 象徴天皇制の課題
第13章 神権天皇制から象徴天皇制への転換―大衆天皇制の成立  千葉 眞

『黒死病関係史料集
―原典と考察
石坂尚武著
A5 660頁 定価:14000円+税
日本初のイタリア黒死病(ペスト)関係史料集。中世末期(14世紀)〜近世の,年代記・日記・書簡・死者台帳・遺言書等々,
多岐にわたる52点の翻訳と考察。分析された黒死病流行に関する新知見は必読


『マルセイユの都市空間
―幻想と実存のあいだで(世界史の鏡 都市6)
深沢克己著
四六並製 200頁 定価:2000円+税
ISBN978-4-88708-513-8 C1322
 目次
 序論 課題と方法
 第一章 「フォカイア人の都市」または起源伝説
 第二章 都市共和国への郷愁
 第三章 自由港の永続的記憶
 第四章 「東方の門戸」の表象と現実
 第五章 「美観なき都市」へのまなざし
 結論とあとがき

『これが歴史だ!―21世紀の歴史学宣言(刀水歴史全書92)
ジョー・グルディ&D.アーミテイジ著/平田雅博・細川道久訳
四六 200頁 定価:2500円+税
ISBN978-4-88708-429-2 C1322
歴史の力は…人々を解放する

『神聖ローマ帝国―ドイツ王が支配した帝国(世界史の鏡 国家7)
池谷文夫著
四六並製
ISBN978-4-88708-512-1 C1322


『ロシア中世史』 (刀水歴史全書94)
A・A・ゴルスキー著/奥野新・宮野裕共訳

『ローマ教皇庁の歴史―古代からルネサンスまで (人間科学叢書47)
B.シンメルペニッヒ著/甚野尚志・成川岳大・小林亜沙美訳
A5 予価:6000円+税


『北京―農業と遊牧の交わる都』 (世界史の鏡 環境2)
妹尾達彦著
四六並製 150頁
ISBN978-4-88708-509-1 C1322


 HOME  会社案内 | 近刊案内 | 書名一覧・索引 | 注文について | 常備店一覧 | リンク集
刀水書房 Copyright (c) 2005 Tosui Shobo, Publishers & Co., Ltd. All Rights Reserved