人間科学叢書14 
村と土地の社会史 村と土地の社会史
若干の事例による通時的考察

岩本由輝著


定価: 本体2800円+税
1989年4月刊
ISBN4-88708-105-7
A5判 312頁

在庫あり
「耕す者が収穫を得る者である」という本源的地所有の原理を解明・・・・・。古代から現代までを見通して論ずる土地と共同体の根本的考察。事例研究が古代から現代まであること自体が例の少ない、有効な方法である
【主要目次】
はじめに 共同体−戦後,何を否定し,いま,また何が肯定されようとしているのか
第1部 土地所有の本源的性格―現代から古代へ―
 1 所有権と耕作権−山形県村山地方の土地利用慣行
 2 土地所有の通時的考察
第2部 日本の近代化と農村
 1 戦前における農政と村落
 2 戦前資本主義の農村把握のしくみ−諏訪製糸同盟の事例から−
 3 戦前における農村自治と農民運動−山形県の事例から−
第3部 南部鼻曲がり鮭と漁業権
 1 盛岡藩津軽石川における鮭留漁場の形成
 2 盛岡藩小本川における領主直営鮭漁場の成立
終わりに−いま、なぜ、社会史なのか−
 HOME  会社案内 | 近刊案内 | 書名一覧・索引 | 注文について | リンク集
Copyright (c) 2005 Tosui Shobo, Publishers & Co., Ltd. All Rights Reserved