世界史の鏡 地域6巻
ハイチの栄光と苦難
「カイマン森の儀式」アンドレ・ノルミル画
“カイマン森の儀式”とは、
1791年8月14日にサン=ドマング北部の奴隷がヴードゥー・セレモニーのなかで一斉蜂起を誓いあった集会のことです。P24参照

ハイチの栄光と苦難
世界初の黒人共和国の行方

浜 忠雄


定価: 本体1600円+税
2007年12月刊
ISBN978-4-88708-501-5
四六判並製 151頁

在庫あり
1804年、世界最初の黒人国家として誕生した「カリブ海の真珠」ハイチの栄光が独立後200年の今、破滅に瀕しているのは何故か?  改めて、近代世界史のカリブで起った大西洋黒人奴隷貿易、そしてそれに対する抵抗運動の頂点にあったハイチの独立について、「植民地責任」という新しい視座で見直してみる。近代世界史が等身大で見えてくるはず
【主要目次】
序 章 ハイチへの眼
第1章 栄光のハイチ
     歴史上最初の黒人共和国
     ハイチ革命の勃発
     「人権宣言」と黒人奴隷制
     ナポレオンに抗して
第2章 「世界システム」のなかのカリブ
     「プロト・グローバリゼーション」
     アフロ・カリブの形成
     「プランテーション革命」と「世界システム」
     ハイチ独立の世界史的意義
第3章 苦難のハイチ
     独立200年のハイチ
     未完の「脱植民地化」
     苦渋の選択
     国際的孤立のなかのハイチ
第4章 「ポストコロニアル」のカリブ
     カリブの「脱植民地化」
     カリブの自立と連帯
     アイデンティティの模索
終 章 ハイチからの問いかけ
     「過去の克服」
     ハイチによる「補償と返還」要求
     歴史認識の共有のために

 
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