単行本 
石は叫ぶ 石は叫ぶ
靖国反対から始まった平和運動50年

キリスト者遺族の会編著


定価: 本体2,500円+税
2023年8月刊
ISBN978-4-88708-483-4
A5並製 288頁

在庫あり
1969年6月「靖国神社国家護持法案」が国会に上程された。当時強まっていた靖国神社の国家護持を求める動きに対応,「遺族にも靖国神社に祀られたくない人がいる」「戦争は父を奪った。靖国神社法案は私の心を奪う」と声を上げて,1969年4月キリスト者遺族の会が「信教の自由」を守るために発足。以来五十年余り,靖国法案が1974年廃案になった後も戦死と靖国を讃える風潮は止まず,「キリスト者遺族の会」は人権と平和を守るための運動を続行した。しかし,戦没者遺族の高齢化・減少により,ついに2021年12月,同会は若い世代へのバトンタッチを願って幕を引いた。同会53年の歴史
【主要目次】
まえがき  木村庸五
第1部 戦争体験を継承し,非戦を望む
ヤスクニ反対五〇年を顧みて
― 戦争体験を継承し,非戦を望む  吉馴明子
キリスト者遺族の会とともに五十年 
― 西川重則氏(二代目実行委員長)の歩み  木村庸五
第2部 遺族の会50年の記録
 T 国営化してはいけない靖国神社
 U 戦前への復帰はあってはならない
 V 平和遺族会全国連絡会を結成
 W 戦争の無い世界を目指して
あとがき   吉馴明子
キリスト者遺族の会50年史年表
【著者紹介】
1969年4月18日発足,2021年12月6日閉幕。信教の自由と,人権・平和を守るための運動を52年間続けた,キリスト者の団体。実行委員長は,初代小川武満,第2代西川重則。会の発起人吉馴明子と会友木村庸五が本書編集責任者
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